CN-INTERVOICE

伝統芸能をはじめとした無形文化財や社会資本整備など、
社会や時代が要請する記録映像の企画・制作。

京都府登録無形民俗文化財・舞鶴市指定無形民俗文化財
城屋の揚げ松明 -火祭りに込めた祈り-

城屋の揚げ松明 -火祭りに込めた祈り-

舞鶴市「城屋の揚松明」は、京都市北部の洛北地域から丹波丹後方面で行われている火祭行事の一つです。巨大な大松明(高さ16m)を立て、その先端にとりつけた長さ6mにもなる逆円錐形のオガラの束に、競争で小松明を投げ上げて着火し、盛大に燃え上がらせる勇壮な火祭です。
2019年夏、城屋地域の人々がこぞって参加する松明づくりと行事の姿を、その継承のために記録するとともに、一般の方への紹介編映像を制作しました。

クライアント

城屋の揚松明記録作成事業実行委員会

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上尾の夏祭り ~天王様と祇園祭 地域の行事~

上尾の夏祭り ~天王様と祇園祭 地域の行事~

埼玉県上尾市、神輿の遷御・還御に特色のある本町地区と天狗や獅子頭が地区の家々をめぐる特色のある菅谷地区、この二つの地区で行われる「天王様と祇園祭」。そして伝統的な要素が残る市内8地区の夏祭りを中心とした「地域の行事」。二つの作品をとおして、上尾市の夏祭りの内容を解明していく。

クライアント

上尾市教育委員会

川名の四季 ~伝統と変容の間で~

川名の四季 ~伝統と変容の間で~

国指定重要無形文化財「川名のひよんどり」、この祭りは静岡県浜松市北区引佐町川名で600年近く守り、続けられてきた。地域の人口減少と高齢化が進む中で、どのように地域の文化を守り、村を存続させていくのか。川名の一年を見つめる。

クライアント

浜松市中山間地域の文化遺産活用実行委員会

野中の田楽 ~大宮神社の秋祭りと芸能~

野中の田楽 ~大宮神社の秋祭りと芸能~

丹後半島の山間の村、野中大宮神社の秋祭。
この祭りでは獅子神楽、太刀振り、田楽の3つの芸能が奉納される。中でも、ビンザサラという古い楽器を持って様々な振りを演じ踊る田楽は、平安時代から鎌倉時代にかけて盛んに踊られていた田楽踊を伝える貴重な伝承である。ふるさとの歴史を受け継ぐ人々の誇りとして、現在も踊り継がれている。

・文部科学省選定 社会教育(教養)青年向き
・文部科学省選定 社会教育(教養)成人向き

クライアント

京都府教育委員会

田山花踊り ~雨乞いと喜びの風流踊り~

田山花踊り ~雨乞いと喜びの風流踊り~

京都南部に位置する宇治茶の主産地、南山城村田山。
2メートルほどの竹竿に枝垂れ花を挿し、色とりどりの切紙を飾ったシナイを背負い、奇抜な作りものと衣装で踊る「田山花踊」は、京都府無形民俗文化財に指定されている。水の乏しいこの地で雨乞いの踊りとして、江戸時代から明治、大正まで踊られてきた。現在雨乞いは行っていないが、田山の「花踊り」は南山城の誇りとして、大切に継承されている。

・文部科学省選定 社会教育(教養)青年向き
・文部科学省選定 社会教育(教養)成人向き

クライアント

京都府文化遺産活用事業推進実行委員会

下余呉の太鼓踊り ~湖北の新しい風~

下余呉の太鼓踊り ~湖北の新しい風~

少子高齢化、農業人口の減少などにより、民俗芸能の継承は多くの地域で危機的状況にある。
そんな中一度は途絶えてしまった踊りの復興に精力的に取り組むのが、滋賀県北部の村、下余呉。下余呉の太鼓踊りでは、幼児から中学3年生までの地元の子どもたちが主役となり、太鼓や歌、囃子を担当する。踊りを通して成長していく子どもたちと、それを支える大人たちのひと夏を描いた。

・文部科学省選定 社会教育(教養)青年向き
・文部科学省選定 社会教育(教養)成人向き

クライアント

滋賀県民俗文化財保護ネットワーク